綴方教室 (1938)

 

製作スタッフ

監督 山本嘉次郎
脚本 木村千依男
原作 豊田正子
音楽 大田忠
製作主任 黒澤明

出演者

正子:高峰秀子
母お雪:清川虹子
父由五郎:徳川夢声
弟稔:小高まさる
光男:水谷史郎
大木先生:滝沢修
丹野:三島雅夫


1938年の作品「綴方教室」。
豊田正子が小学校4・5年の頃に書いた「綴方教室」が原作。
小学生が書いたということで、子供の視点である。
映画の舞台は東京都葛飾区四つ木。

正子の家庭は貧しかったが、彼女は文章を書くのが上手く教師も熱心に指導していた。
或る時、彼女の綴が雑誌「赤い鳥」に掲載されるが、それが父親に仕事を与えている人物の悪口だったため、騒動に。といった話。
書いたのは小学生ですからね。
素直に書いちゃうんでしょうね。

作風はドキュメンタリー映画のような感じ。淡々と自らの貧困の様子を描いている。
小学生が書いてるから余計につらいところがある。













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